Kデスクトップ環境

章 2. Korganizerの起動

Korganizerの起動は、コマンドラインまたはKDEのスタートメニューから行います。コマンドラインから起動する場合は、Korganizerはいくつかのオプションをサポートし、以下のX Window設定を指定できます。

-display <display>

Korganizerをデフォルトや環境変数DISPLAYによって参照されるディスプレイではなく、指定のディスプレイに表示します。

-geometry <geometry>

Korganizerのジオメトリを高さと幅で設定します。また、画面上の位置を設定できる場合もあります。ジオメトリの詳細は、X manのページを参照してください。

-name <name>

ウィンドウの名前を指定の文字列に設定します。

-title <title>

プログラムを最小化したときのアイコン名を指定の文字列に設定します。

-cmap

カラーリソースを使いすぎないようにKorganizerのプライベートカラーマップを使用します。8bppディスプレイの場合のみ有効です

Korganizer特有のオプションもあります。

-c, --calendar <calendar>

起動時にロードするカレンダーの名前を指定します。何も指定しない場合は、優先に保存されているデフォルトのカレンダー(Korganizerを最後に終了したときにロードされていたカレンダー)を使用します。

-l, --list

今日のアポイントメントとイベントをASCIIテーブル表示形式で強調表示します。

-s, --show <numdays>

上のリストオプションに似ていますが、今日から設定した日数分のアポイントメントやイベントを表示します。

-h, --help

すべてのコマンドラインオプションの簡単な説明を表示します。