Kデスクトップ環境

章 2. KdiskFree

KDiskFree は(ディスク、パーティション、フロッピードライブ等の)ブロックデバイスやその使 用量についてグラフィカルに情報を提供します。マウント可能なデバイスの情報を得るために /etc/fstab ファイルを読み込み、実際マウントされているデバイスをみるため、定期的に df コマンドをコールします。マウントされていないデバイスはライトグレイで表示されま す。

KDiskFree ("kcmdf") はインフォメーションブロックデバイス以下の Kコントロールセンターに含まれます、もしくは直接 kdfと入力することで呼び出すことが出来ます。"kdf" の方が使用する画面の大きさ上軽いアプリケーションです。ですから、 KDiskFree を(わたしのように)常に起動しておきたい場合は、"kcmdf" の代わりに "kdf" を試してみてください。

KDiskFree は 1998年、Michael Kropfbergerによって作られており、 GPL に基づいています。

2.1. 外観

KDiskfreeで表示されるものには次のようなコラムがあります。

アイコン

実際のデバイス/マウントポイントのコンビネーションをアイコン表示します。

デバイス

リストされているデバイスのファイル名を表示します。

タイプ

リストされているデバイスのファイルシステムのタイプ(例えば、ext2, msdos, vfat, minix等)を表示します。

サイズ

デバイスの最大容量を表示します。

マウントポイント

どこにデバイスがマウントされるかを示します。

空き

実際に何バイト(便宜上ギガバイト, メガバイト, キロバイトに切り替わります)利用できるかを表示します。

フル %

飽和容量のパーセンテージを示します。これが 95% を越える場合、全デバイスエントリは で出力され、デスクトップに警告のメッセージが表示されます。

使用バー

使用量をグラフィカルに表示します( = 満杯, = 空あり)。