「メニューのヒント」の選択は、ヒント、すなわちパネル上のボタンや メニュー項目に関する機能についての短い情報の表示を制御します。
「メニューのヒントを表示」が有効になっていると、マウス ポインタで パネル上のメニュー項目を指したときに、スライドつまみで設定された 「遅延」時間の後で、ヒントが表示されるようになります。
「効果」の部分では、パネルとタスクバーを「自動的に隠す」機能を 制御します: これにより、パネルとタスクバーを必要なときにすぐに利用できる 一方で、必要ないときには画面のスペースを広げるために隠します。
もし「パネルを自動的に隠す」を選択していると、パネルが 画面に貼り付いているところに「隠れ」ます。 これはマウス ポインタが 最後にパネルに触れてからスライドつまみで設定した「遅延時間」が 経過したときに働きます。 ポインタでパネルが隠れている縁に 触れると、隠れているパネルが再び現われます。 2 番目のスライドつまみでパネルが隠れたり現われたりする 「速さ」を制御することができます。
「タスクバーを自動的に隠す」機能は、「パネルを自動的に 隠す」機能がパネルに作用するのと同様に、タスクバーに作用します。
パネルには (タスクバーにはない) スクリーンから片付けるための 2 つ目の機能があります。もしパネルの両側に付いている矢印をクリック すると、パネルが画面の縁に沿って矢印の方向にスライドして、そして なくなります。矢印だけが残って見えます: これをクリックするとパネルが 復元します。標準設定では、この動きは瞬時に行われますが、 「表示をアニメーション化する」を選択すると、この動きが 滑らかに行われます。動きの「速さ」はスライドつまみで調節します。
「その他」の部分には、(大きな K のボタンが選択されたとき に表示される)アプリケーション スタータ メニューにおけるユーザの個人設定 の表示位置や、パネルの時計の表示形式を制御します。
標準設定では、KDE のシステム アプリケーション (ユーザが設定変更不可能) が アプリケーション スタータ メニューの最初の項目に現われます。その 下に「パーソナル」メニューがあって、ここには各ユーザが所有するメニュー 項目 (これはユーザの ˜/.kde/share/applnk/ ディレクトリにある) が入っています。
「個人のメニューを先に表示」は、ユーザ固有のメニュー項目を アプリケーション スタータ メニューの先頭に配置します。その下に システムの KDE アプリケーションが含まれている「標準設定の」メニューが配置されます。
個人のメニューにおけるメニュー項目の標準設定の配置法は、独立した アプリケーションの項目を最初に持って来て、その下に追加アプリケーション がグループになっているメニュー フォルダ (例えば「システム」メニューの「アプリケーションの検索 (Appfinder)」によって生成されたもの)が後に続きます。
「メニュー フォルダを先に表示」は、ユーザの個人のメニュー においてフォルダを独立したアプリケーションよりも先に並べます。
「パネルの時計の表示形式」 パネルは現在の時刻と日付を表示します。標準設定で、時間は 24 時間形式で 表示されます。他の選択肢は以下の通りです:
「時間を AM/PM 形式で表示する」
「時間を Internet beats で表示する」