前へ
|
次へ
印刷
/
基本の印刷処理
印刷ダイアログボックスのオプション
Reader の印刷ダイアログボックスのほとんどのオプションは、他のアプリケーションのオプションと同じですが、一部のオプションはオペレーティングシステムによる違いがあります。
注釈とフォーム
印刷する表示コンテンツを指定します。
文書
文書の内容およびフォームフィールドが印刷されます。
文書と注釈
文書の内容、フォームフィールドおよび注釈が印刷されます。
文書とスタンプ
文書、フォームフィールドおよびスタンプは印刷されますが、ノートや鉛筆の線など他のマークアップは印刷されません。
現在の表示範囲/選択したグラフィック
現在の画面に表示されているページ領域(テキスト、注釈などを含む)を印刷します。このオプションは、選択しているページがない場合(現在の表示範囲)、ページを選択している場合(選択したページ)、スナップショットツールを使用してページ上の領域を選択している場合(選択したグラフィック)に応じて名前が異なります。
現在のページ
現在画面に表示されているページを印刷します。
ページ
開いている PDF で印刷するページの範囲を指定します。範囲はハイフンを使用して指定します。複数のページまたは複数の範囲を指定する場合は、それぞれをコンマまたはスペースで区切ります。ページ表示の環境設定で「ページ番号を使用」オプションを選択している場合、ローマ数字または実際のページ番号を使用して、ページに印刷される番号に一致する番号を入力することができます。例えば、文書の最初のページに「iii」というページ番号が付いている場合、そのページを印刷するには「iii」または「1」と入力します。「奇数ページのみ」または「偶数ページのみ」を選択した場合、印刷される範囲内のページもその設定に従います。例えば、印刷範囲を「2, 7–10」に指定して「偶数ページのみ」を選択すると、2 ページ、8 ページ、および 10 ページが印刷されます。
特定のページから文書の最後のページまで印刷する場合は、ページ番号にハイフンを付けて入力します。例えば「11-」と入力すると、11 ページから文書の最後のページまでが印刷されます。
印刷
「範囲内のすべてのページ」を選択するか、「奇数ページのみ」または「偶数ページのみ」を選択します。指定した範囲内のページのみが印刷されます。
逆順に印刷
ページが逆順に印刷されます。ページ範囲が入力されている場合は、入力された順序と逆の順序でページが印刷されます。例えば、「ページ」ボックスに「3–5, 7–10」と表示されている場合、「逆順に印刷」を選択すると、まず 10 ページから 7 ページまでが印刷され、続いて 5 ページから 3 ページまでが印刷されます。
ページの拡大 / 縮小
印刷するときにページを縮小、拡大、または分割します。
なし
拡大または縮小せずに、ページの左上部または中央部(自動回転と中央配置を選択した場合)が印刷されます。用紙に入りきらないページや領域は自動的にトリミングされます。
用紙に合わせる
現在選択されている用紙サイズの印刷可能領域に合わせて、各ページが縮小または拡大されます。PostScript® プリンタでは、用紙の印刷可能領域は PPD により決まります。
大きいページを縮小
大きいページは、現在選択されている用紙サイズに合わせて縮小されますが、小さいページは拡大されません。領域が選択され、かつその領域が現在選択されている用紙サイズの印刷可能領域より大きい場合、選択された領域が印刷可能領域に合わせて縮小されます。
1 枚に複数ページを印刷
N-up 印刷が有効になり、1 枚の用紙に複数ページを印刷できます。このオプションが選択されている場合は、「1 枚あたりのページ数」、「ページの順序」、「ページ境界線をプリント」および「ページの自動回転」の設定を行うことが可能です。
注意:
Acrobat の N-up 印刷は、プリンタドライバの N-up 印刷とは無関係に機能します。Reader の印刷設定には、プリンタドライバの N-up 設定は反映されません。 N-up 印刷は、Reader かプリンタドライバかのいずれか一方で選択します。
小冊子の印刷
1 枚の用紙に複数のページが印刷されます。ただし各ページは、用紙を折りたたんだときに順序が正しくなるよう配置されます。ただし、プリンタが
両面印刷
(用紙の裏表に印刷する方式)をサポートしていることが必要です。Reader では、小冊子の印刷を行う際、(プリンタがサポートしていれば)両面印刷が自動的に有効になります。
1 枚あたりのページ数
N-up 印刷の実行中に、定義済みのページ数またはカスタムのページ数(最大 99)を横および縦方向に印刷します。Reader では、メニューから定義済みのページ数を選択すると、用紙の最適な向きが自動的に選択されます。
ページの順序
N-up 印刷を選択した場合に、用紙上でのページ順序を定義します。「横」を選択すると、ページは左から右、上から下に配置されます。「横(右から左)」を選択すると、ページは右から左、上から下に配置されます。「縦」を選択すると、ページは上から下、左から右に配置されます。「縦(右から左)」を選択すると、ページは上から下、右から左に配置されます。(右から左)の両オプションは、日中韓言語の文書に適しています。
ページ境界を印刷
N-up 印刷を選択した場合に、トリミングボックス(PDF ページの境界)を描画します。
ページを自動回転
N-up 印刷を選択して印刷を実行する際、PDF の向きをプリンタのプロパティで指定された向きに合わせます。
注意:
「大きいページを縮小」オプションは、N-up 印刷を使用した印刷では常にアクティブになります。したがって、ページのサイズは、「自動回転と中央配置」オプションの設定とは無関係に、常に印字領域に合わせて縮小されます。
ファイルへ出力(Windows/UNIX)
文書のデバイス依存 PostScript ファイルを作成します。作成されるファイルには、デバイスの特定の機能を有効にして制御し、ターゲットデバイス以外のデバイスとの互換性は低くなるコードが含まれます。ただし、PostScript ファイルを作成するときは、ファイル/名前を付けて保存(Windows)またはファイル/別名で保存(Macintosh)コマンドを使用した方が良い結果を得られます。 Reader では「PostScript として保存」コマンドは使用できません。
注意:
PostScript ファイルは、PostScript プリンタがなくても作成することができます。
印刷のヒント
インターネット接続できる場合、このオプションを選択すると、印刷に関するトラブルシューティング情報をアドビ システムズ社の Web サイトから取得できます。
詳細設定
追加の印刷オプションを設定するためのパネルを開きます
前へ
|
次へ